【鹿の湯＆芦野温泉最高！】避暑地那須のドライブ＆ペニー・レインと日帰り温泉旅満喫！

こんにちは、つるりです。

6月に入ったばかりだというのに、蒸し蒸しとしてすっかり梅雨の陽気ですが、ひんやりと涼しい風が吹く那須にドライブ＆人気のパン屋ペニー・レインと泉質の違う二つの日帰り温泉をはしごしてきました！

温泉はどちらも特徴があっておすすめです！

夏の避暑旅行の参考にしていただけたら嬉しいです。

では、いってみよー！

はじめに

那須岳を筆頭に雄大な自然と温泉、グルメが満載の避暑地・那須。関東近郊から日帰りや一泊で訪れる人が多く、ドライブ旅行の定番スポットとしても知られています。今回ご紹介するのは、那須を朝から夕方まで効率よく巡る「グルメと温泉を満喫する日帰り旅」！

人気のパン屋さんから始まり、歴史あるパワースポット、そして個性豊かな温泉地を訪れ、最後は宇都宮の餃子で締めくくるコースをご紹介します。

旅のスタートは人気ベーカリー「ペニーレイン」

那須インターから車で20分ほどのところにある人気ベーカリー「ペニーレイン」は、朝から多くの観光客で賑わっていました。8時オープンなので9時過ぎに到着した時にはお店に近い駐車場はほぼ満車。テラス席やドッグランがあるので犬連れのお客さんがとても多いです。

名前の由来は、ビートルズの名曲「Penny Lane」から。ビートルズが流れ、英国風の温かみあるインテリアの店内に並んだ沢山のパンの中からパンを選ぶのはなかなか大変！激混みの列に並びながら、厳選しました。

1番人気は「ブルーベリーブレッド」で、甘酸っぱいブルーベリージャムをたっぷり使った看板商品ですが、今回は焼き上がったばかりのゴルゴンゾーラ（ハードな胡桃パンにブルーチーズをたっぷり使い、仕上げにハチミツをかけたもの）を始めとして、ソーセージにピリ辛ソースとチーズたっぷりのサルサディッシュ、ダイス状のチーズをふんわりとした生地で包んで焼いたチーズブリオッシュ、スライスポテト・明太子・チーズ・チーズ・ベーコンがのったミステリーサークル・・・と、焼きたてほかほかの食事系（つまみ系？）のパンをメインに購入しました。天気が良ければ、テラス席で食べたかったのですが、霧雨っぽくてテラス席は営業してなくて、車の中で食べながら次の目的地へGO！（サルサディッシュでお腹いっぱいになってしまい、残りは翌日に持ち越しましたが、トースターで焼いて美味しくいただきました）

硫黄の香り漂う九尾の狐の伝説の地「殺生石」へ

「殺生石（せっしょうせき）」へ。ここは、かつての火山活動によって生まれた硫黄の匂いが漂うエリアで、日本三大悪妖怪のひとつ「九尾の狐」の伝説が語り継がれています。

平安の昔、帝(みかど)の愛する妃に「玉藻の前」という美人がいたが、これは天竺（インド）、唐（中国）から飛来してきた九尾の狐の化身でした。帝は日に日に衰弱し床に伏せるようになり、やがて、陰陽師の阿倍泰成がこれを見破り、上総介広常と三浦介義純が狐を追いつめ退治したところ、狐は巨大な石に化身し毒気をふりまき、ここを通る人や家畜、鳥や獣に被害を及ぼしました。やがて、源翁和尚が一喝すると石は三つに割れて飛び散り、一つがここに残ったと言われています。その石が「殺生石」と伝えられています。  （引用元：那須町公式サイト）

整備された木造の遊歩道を歩き、大きな「殺生石」に辿り着きますが、沢山のお地蔵様が並ぶ不思議な光景（千体地蔵）です。硫黄の香りと、溶岩の景色と併せて見ると「あの世」とか「三途の川」みたいなイメージが浮かんできました。

そこから、温泉神社への道がありましたので、寄ってみましたよ。

心が洗われる「温泉神社」でパワーチャージ

殺生石からすぐの場所にあるのが「温泉神社（ゆぜんじんじゃ）」。

殺生石の方から行くと、鳥居をくぐりちょっとだけ山道を歩き、こぢんまりとした本殿の横に出ます。

境内はとても静かな空間で、ひんやりと澄んだ空気が気持ち良い。三つの鳥居をくぐり道路まで降りますが、こんばいろの湯という足湯があります。また、「生きる」という樹齢800年のミズナラの御神木や、水琴窟（試してみたけどちょっとわからなかった）、さざれ石などが見られます。御神木にパワーをいただきました。

 白濁の名湯「鹿の湯」

さて、今日の目的でもある温泉の一つ目は、那須で最も有名な温泉のひとつ「鹿の湯」。入浴料金　大人500円。

殺生石から少し下ったところにあります。約1,300年の歴史を持つ古湯です。狩人に傷つけられた鹿が傷を癒していたと伝えられることから、この名前が付けられたそうです。

単純酸性硫黄泉の白濁湯。

木造建築でとっても素敵。お湯も大好きな硫黄泉だったので、また那須に来た時には寄りたいと思いました！

最高だった美肌の湯「芦野温泉」！

せっかく温泉がたくさんある那須に来たので、もう一個どこかに行きたいと思って探していた時に「ここの薬湯は日本一」と口コミされていた「芦野温泉」を見つけました。ここが最高すぎました！

杖忘れの湯と呼ばれているそうで、ますます期待が高まりました。

まずは、2種類の単純アルカリ泉。「ツルの湯」は入ってみてびっくり、私の過去1番トロリとした湯触り。ｐＨ9・9とのこと。もう一つの「メラの湯」はｐＨ９.5とのことですが、なぜかそれほどぬるつかず、メラニンの抑制効果があるとのことで、こちらも嬉しい！

2種類ある薬草湯もこれまたびっくり。どちらもツルの湯ベースで濃厚なのですが、刺激の強い「那岐の湯」と刺激の弱い「那美の湯」があります。まずは那美の湯に入ってみました。特に刺激はなく、その後「那岐の湯」に使ったところ、ピリピリしてきます。おーーーー効きそう！！

実症用〈那岐の湯〉と虚症用〈那美の湯〉の二つの浴槽があります。
刺激性の強い那岐の湯は、入浴して5分程で体のあちこちに痛みを感じますので、その際は無理をせず上がり休息をはさんで2～3回繰り返しご入浴ください。
刺激性の弱い那美の湯は、じっくりとご入浴できるので体の芯から温まります。（引用元：芦野温泉公式サイト）

露天には露天風呂（メラの湯）と水風呂があります。気持ちよく入って、薬草ミスト！これまた最高！！驚くほど濃厚なミントのミストが肺いっぱいに広がります。鼻もスッキリ！気持ちよくてずっと入っていたくなりますが、ツルの湯も薬草湯もまた入りたいから、2周目行きました。いやーー最高だった！

宿泊すると、チェックイン前もチェックイン後も入れるそうで、二日間楽しめちゃうらしいです。ここは泊まりでまた来たい温泉です。絶対に来よう！

広い休憩室ではゴロゴロと横になったり、ご飯を食べたりできます。私は冷え冷えの生ビールをいただきました。最高すぎたー！

食べログ百名店に選出されているお蕎麦やさん「胡桃亭」

温泉を満喫した後は、美味しいもの食べたいねということで、食べログチェックして「胡桃亭」というお蕎麦屋さんを見つけました。食べログで３.71はかなりの高評価。百名店2024・2022にも選出されているお店です。

夕方は17:30〜19：00という営業時間の短さですが、タイミング良く入ることができました。

鴨汁そばと天ぷらそばと、口コミで気になった平打ちそばを頼んでみました。

出汁が効いていて、鴨の脂がまったりとして美味しい！

平打ちそばは、想像より硬くて、お塩でいただきました。

7. 旅の締めは「宇都宮きらっせ」で餃子三昧

帰り道、宇都宮に立ち寄っタノが「来らっせ（きらっせ）」。人気餃子店の味を食べ比べできるフードコートです。

「みんみん」「正嗣」「香蘭」など、地元で評判の名店の餃子が出店しており、それぞれの違いを楽しめます。焼き餃子、水餃子、揚げ餃子と、バリエーションも豊富。香蘭の担々水餃子を食べてみましたが、お腹いっぱいだったせいか、普通の餃子の方が美味しいかもと思ってしまった。しかもお値段お高め。

また、お店の方で食べ比べの餃子の一皿もあるのですが、フードコートでお気に入りの餃子を食べた方が満足感あるかもです。一個ずつだと、どれがどこのお店かわからなくなるし、味の違いもわかりづらい。

お店に並んだりするのが面倒くさい、あちこち歩きたくないという人にはおすすめです！

宇都宮市役所の駐車場が無料なので、宇都宮観光の時は利用しています。このどら焼きみたいな景色が好きです。

8. おわりに

那須のドライブ旅は、自然・温泉・グルメのバランスが絶妙で、まさに癒しの1日。朝はパンの香りに包まれ、神秘的な歴史スポットを歩き、温泉でリラックス＆ビール、最後に絶品お蕎麦と宇都宮の餃子でお腹も心も満たされました。

どの季節に訪れても、それぞれの魅力が違った表情を見せてくれる那須。ドライブ派の方はもちろん、温泉好き・グルメ好きにも満足いただけるモデルコースとして、ぜひ参考にしてみてください。

では、また！

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